「L.A.コンフィデンシャル」を観た。
1997年の作品なので実は相当前だ。
これは一度観たことがある。ビデオだったかな…いったんDVDが出たか廃盤になったかで、どういう事情かずっとDVDで観ることができず、やっとこさレンタルで最近復活して、それでTSUTAYAで返金保障キャンペーンやったり、という映画。
前に観たとき、これのどこが面白いんだろうと頭を抱えた記憶がある。
しかし、時間を開けて観てみると再発見することもあるわけで。
そんな淡い期待もあった。
というわけで観たが、そうだなあ…世間の評価は軒並み高いようだけど、そんなに面白くなかったかなあ。
ケビン・スペイシー、ガイ・ピアース、ラッセル・クロウ、ジェームズ・クロムウェル、キム・ベイシンガー。他にも、ダニー・デヴィート、デヴィッド・ストラザーン、ロン・リフキン。今や御馴染みだが無名時代のSimon Bakerが出てきたり。とにかくキャストは豪華である。何本撮れるんだってくらい。
まあ、なんでキム・ベイシンガーなんだよっていう気持ちはあるけど。
ガイ・ピアースがあることに気づくエピソードは良かった。というか、そこくらいかなあ…あそこと、最後の闘いのところを描きたかったわけでしょ。なんかそのわりには散漫というか。
雰囲気はたっぷりある。それこそ並々たっぷりめの雰囲気。もう、男、男、男。タフガイの世界。ロサンゼルスの夜。血なまぐさい闘争。銃社会。
それにハマれるかどうか、だけだな。
個人的には、雰囲気はわかるがウィットに欠けてる感じで好きになれず。
1997年(第70回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
助演女優賞受賞(キム・ベイシンガー)
監督賞ノミネート(カーティス・ハンソン)
脚色賞受賞
これで1997年のノミネートはすべて観た。
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
タイタニック(受賞)
恋愛小説家
フル・モンティ
L.A.コンフィデンシャル
まあこの中だったら…そりゃ「タイタニック」でしょうな。
L.A.コンフィデンシャルが対抗馬になるかと思ったが…タイタニックだな。