荻原浩「あの日にドライブ」を読んだ。
薄くて軽い。あっという間に読めた。
会社をドロップした人がやむなくタクシー運転手になるが、プライドが邪魔してうまくいかず、そして段々と再生していく…という話。
読み終わって、「よーし俺も明日から頑張るぞ」
てな気持ちには残念ながらならなかった。
たぶん、色々と取材したのだろう。それで、その裏話を盛り込んだのだろう。
なんかそれだけって感じに終わっていて、軽くて薄いけど良い作品てとこまでいってないのが惜しい。
読んだあとに、何も残らなかったしなあ。
軽いので読んでて気が楽だったけど。
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岸田今日子が亡くなった。
この人、岸田國士の次女だったんですか!知らなかったよ。
これは一般常識なんですかね。
驚いた。二世かー。二世ばっかりだな。