ERで最も演出(監督)回数の多かった3人

ERでは第1シーズンでタランティーノが監督して話題になったり、ERで注目されたミミ・レダーが映画監督に進出したりした。
それからローラ・イネス、ポール・マクレーン、エリク・ラ・サル、アンソニー・エドワーズなどキャスト陣も監督にまわるケースもあった。

ER全331エピソードのうち、監督回数の多い3人だけで実に3割ほどを担当している。スピード感のある演出をはじめERらしさを築いた3人の実績に注目する。

Christopher Chulack (IMDb)
43エピソードを監督。
エミー賞・演出監督賞ドラマ部門で1996年「Hell And High Water」、1997年「Fear of Flying」、2004年「The Lost」でノミネート3回。
第1シーズンより監督、制作で関わり続ける。「サード・ウォッチ」のため途中第6シーズンで監督作がなかったりするが、基本的にほぼすべてのシーズンに何らか関わっている。ジョン・ウェルズの作品ではパイロット作を監督するなど、ジョン・ウェルズと並んでERの立役者である。
傾向としてはブランク後(放送スケジュールによって一か月以上空くときもある)の一発目とかシーズン中盤の気合エピソードとかで鳴らした感じ。

印象的な作品:
第2シーズン第7話「地獄からの救出(Hell and High Water)」ロス先生大活躍。ER最高視聴者数記録。
第3シーズン第15話「険しい回り道(The Long Way Around)」ユアン・マクレガーがゲスト登場。
第4シーズン第15話「緊急脱出(Exodus)」ベンゼン汚染でカーター君大活躍。
第5シーズン第15話「愛と友情の終幕(The Storm: Part 2)」ロス先生降板。
第10シーズン第2話「失われた友を求めて(The Lost)」ルカがアフリカで死にそうな目に遭う。
第10シーズン第8話「悪夢再び(Freefall)」ヘリ落下でER大混乱。ロマノ死亡。
第11シーズン第6話「末路(Time of Death)」レイ・リオッタ・スペシャル。
第12シーズン第8話「救出(Two Ships)」飛行機落下でニーラ大奮闘。ガラントと再会。
第12シーズン第20話「天使のいないところ(There Are No Angels Here)」プラットがアフリカで散々な目に。
第13シーズン第14話「心の雑音(Murmurs of the Heart)」フォレスト・ウィテカーの結末。
第14シーズン第19話「シカゴ流(The Chicago Way)」シーズンフィナーレにして凄まじいクリフハンガー。

 

Jonathan Kaplan (IMDb)
40エピソードを監督。
あのジョディ・フォスター主演の「告発の行方」の監督である。他に「ラブ・フィールド」や「不法侵入」なども。エミー賞・演出監督賞ドラマ部門で2000年「All in the Family」、2001年「The Visit」でノミネート2回。
ERでは第3シーズンより制作と監督で関わり、最終シーズンまでER漬けとなる。
傾向としては、シーズンまたぎを強烈にする演出で手腕を発揮。シーズン最後と次シーズンの最初を担当することが多かったようだ。

印象的な作品:
第3シーズン第20話「受難(Random Acts)」グリーン先生がトイレで暴行され大ピンチ。
第5シーズン第16話「地の果てにて(Middle of Nowhere)」ロス先生降板後ベントン先生は田舎に出張医療。
第6シーズン第14話「悲報(All in the Family)」カーターとナイトがソブリキに刺された後半。
第7シーズン第6話「突然の訪問(The Visit)」サリー・フィールド登場で場を荒らす。
第7シーズン第22話「凶悪犯人(Rampage)」グリーン先生、除細動器を空打ちする狂気。
第8シーズン第10話「クリスマスはわが家で(I’ll Be Home for Christmas)」ベントン先生降板。感動の別れ。
第8シーズン第18話「空に輝くオリオン(Orion in the Sky)」グリーン先生ERを去る。感動の別れ。
第11シーズン第15話「群衆のなかの孤独(Alone in a Crowd)」半身麻痺で治療を受ける患者視点。
第15シーズン第16話「懐かしき我が街(The Beginning of the End)」カーターがERに帰ってきた。

 

Richard Thorpe (IMDb)
31エピソードを監督。
エミー賞・演出監督賞でノミネートはないが、撮影照明のほうでノミネートはあり。
ERでは第1シーズンからは撮影監督として関わり、途中から制作と監督に転向した様子。

印象的な作品:
第5シーズン第11話「アマンダ・リーの実像(Nobody Doesn’t Like Amanda Lee)」まったくアマンダの奴。
第6シーズン第12話「医学生アビー(Abby Road)」アビーがレギュラー昇格。
第8シーズン第3話「激怒(Blood, Sugar, Sex, Magic)」レイチェル再登場。ロマノの手話。
第8シーズン第9話「親子(Quo Vadis?)」リースの親権争いの裁判。
第8シーズン第16話「秘密とうそ(Secrets and Lies)」密室劇のような良作。
第12シーズン第15話「ダルフール(Darfur)」まさかのアフリカ編ふたたび。
第13シーズン第5話「エイムス対コバッチュ(Ames v. Kovac)」フォレスト・ウィテカーいよいよ登場。
第15シーズン第13話「傷つけ合う愛(Love Is A Battlefield)」三度も離婚と結婚を繰り返す老夫婦。

 

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