クリムゾン・タイド

クリムゾン・タイド

「クリムゾン・タイド」を観た。

Crimson Tide

もう何度も観ている
トニー・スコットの最高傑作の一つである。デンゼル・ワシントンとジーン・ハックマンの主演二人以外にも、ヴィゴ・モーテンセンやジェームズ・ガンドルフィーニ、マット・クレイヴンなどが出演。あとどこへ行ったんだろうのリロ・ブランカートとか。

話のメインはアメリカ原子力潜水艦の中が舞台となる。
ジーン・ハックマンが艦長で、デンゼル・ワシントンが副艦長。この潜水艦はとある外国でのクーデターが核発射の緊張感をもたらしており、その対抗として出撃するものだった。
原子力潜水艦なので、最前線にいる。核を発射しなければならない可能性がある。ザ・緊張感だ。

そしてある日、核発射の命令を受信する。しかしその後再度受信するのだが、そのメッセージは途中で途切れており、判別不可能。命令は命令なのでただちに発射するという主張のジーン・ハックマン。その後受信したメッセージを再度確認すべきだと主張するデンゼル・ワシントン。潜水艦の中で高まる緊迫感。そして優位争い。

デンゼル・ワシントンはこの艦へ着任して僅かなので、基本的に潜水艦の中はジーン・ハックマンの王国なのだ。そこへ乗り込んできたデンゼル・ワシントンとのやり取りはいわば新旧対決のようでもある。

この話の中で白眉だったのは、デンゼル・ワシントンの主張に対して中立的に判断する人が出てくることや、軍規に照らしておさめようとする者がいることだ。
艦長、副艦長のそれぞれの確認がないと進められないことや、艦長が副艦長を解任できないなど、独断専行を防ぐシステムになっており(そりゃ核を発射できるので、危機回避のための仕組みになっているのか)、実に理知的な世界を形成できているのである。

まあ男しか出てこない映画なのですが、話は非常に面白いです。おすすめ。

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