ユージュアル・サスペクツ

「ユージュアル・サスペクツ」を観た。

もう何度目になるかわからんけど、なんか懐かしいなあという気持ちで観た。
ベニチオ・デル・トロがコント中の香取信吾みたいだった。

 
さてこの映画の感想ですが、正直微妙なんですよね。
初見のときから「そんなたいしたことない映画だよなあ」という印象でして…

どうしてなんだろう、と観るたびに考えさせられるのである。
カイザー・ソゼが最後、スタスタ歩き出して「うわーそういうことか!」と驚くわけでしょ?

そこが、どんでん返しなのですよね。…本当に?

 
どうして、最後にすっきりしないんだろうと考えた。
今の時点でなんとなく考えつくこと。…やっぱりよくあるどんでん返しものは、「言われてみればなるほどそういうことか」という、手がかりが解答編の前に用意されているべきなんだろう。コロンボしかり。

で、この映画でカイザー・ソゼはまわりのものから話をでっち上げていくじゃないですか。普通にネタバレ書いてるけど、もうほとんどの人が観たことあるでしょ?この映画。
で、そういうでっち上げの根拠となるキーワードって提示されてないじゃないですか。カイザー・ソゼはコーヒーカップの底をじっと見てたけど、そこに書いてあるキーワードは提示されないでしょ?
だから、「なんか今のシーンは怪しかった」としか思えないわけで、アンフェアだと思うのですよ。

カイザー・ソゼは色々なものをキョロキョロ見たけど、それしか事実がないから、あとからそんなこと言われても、という気分になる。
そこが、この映画ですっきりしないところだと思う。

 
だから、最後にスタスタ歩き出しても「まあ…そりゃあ、そうだわなあ。こいつしかいない展開になってるしなあ…」としか思えない、わけです。

 
などと唐突に今日は終わる。

1995年(第68回)アカデミー賞
助演男優賞受賞(ケビン・スペイシー)
脚本賞受賞

 
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クリストファー・マッカリー

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