「ブレードランナー」を観た。
今回観たのはファイナル・カット版である。
久しぶりに観てみるかなあと思ったら、ファイナル・カット版も同梱でレンタルされていたのだ。
正直なところ完全版商売はあまり好きじゃない。
なんでかって言うと、完全版で面白かったのってピンと来ないから。完全版だったりディレクターズカットだったり、あとDVDに別エンディングを納めたりもそうだけど、そういうのは潔くないっていうか、だいたいがどっちも面白くないパターンだ。
リドリー・スコットはいつまでブレードランナーを編集するんだよ。
ただね…
映像はかなり綺麗だと思った。オリジナル版と比較してないのだけど、普通にハイビジョン環境に耐えうると感じた。
こんなに綺麗だったっけと思うくらい、そこについては良かった。
ハリソン・フォードがレプリカントなのかという議論については、まあそりゃあレプリカントであるっていう話もありでしょうね。それだったらそれで話の持っていきかたがあるだろうけど。どちらかというと、レプリカントなのかはっきりしないのが吉であって、そこは実にうまくやりましたねということでしょう。ファンが根付いたわけだしね。
エンドクレジットのテーマ音楽が、実にいい。