レッド・ライディング III:1983

「レッド・ライディング III:1983」を観た。

Red Riding: In the Year of Our Lord 1983

レッド・ライディング I:1974」「レッド・ライディング II:1980」に続く三部作最終章。

正直すっきりしない作品だった。舞台は1983年で、過去の事件を彷彿とさせる少女行方不明事件が起こり、警察が捜査するもちまちまとしている。別で捜査を頼まれた弁護士が真相に迫るが…という感じ。
前作では割とすっきりとした観易さだったがまた見づらくなっていた。警察の暗部を描きたいのだろうけど話がわかりにくいのは何とかしてもらいたい。

いちおう警察側の主人公格David Morrisseyは前作でも顔を出している。主役がバトンタッチしていくというのも不思議。
もう一人の主役である弁護士Mark Addyは奮闘型なので観易い。彼を追っていれば正義側のストーリーは理解できるという趣向だ。あとは周辺にショーン・ビーンが再登場で怪しいとか、Peter Mullanも怪しさ満点で佇む。
どうしても刑事側はどいつもこいつも腐敗気味でして、冒頭からして「ついに俺たちで世の中牛耳ったなあ」とか言って乾杯しとるし(そこに主人公も含まれている)、誰を応援していいのやらさっぱり。

三部作観終わって何か得るかというと微妙。
とにかく腐敗ものを観たいというなら是非。まあ第2部だけ観ても何のことやらだから最初から観たほうがいいだろうけどね。