東京島

桐野夏生「東京島」を読んだ。

桐野夏生が「LOST」を作ったらこうなるっていう。
そんな世界観がばっちりです。暴力・SEX・コミュニティ・アイデンティティ・外国人。

なぜか無人島に流れ着いて、その後集団生活となる日本人たちで、その中で40代後半の女性が一人だけ。
もう最低そうな展開が待ち受けている予感。果たしてその通りであります。

木村多江で映画化されるってんだから、ちょっと大丈夫だろうか。
まあそのまま映像化は無理でしょうがね。

よくも悪くも桐野夏生ワールドだ。キワモノゆえの作者のエゴを感じないでもないが、それでも文体は軽妙な割りに内容は重いのだから、こんなむちゃくちゃな話もたまには読まないと。