インヒアレント・ヴァイス

「インヒアレント・ヴァイス」を観た。

Inherent Vice

トマス・ピンチョンの原作をポール・トーマス・アンダーソンが脚色、監督。「ザ・マスター」から続いてホアキン・フェニックスが主演を務める。共演にジョシュ・ブローリン、オーウェン・ウィルソン、リース・ウィザースプーン、ベニチオ・デル・トロなど。

ホアキン・フェニックス演じる私立探偵の、めくるめく虚実混交の世界というやつでしょうか…いやはや、これは辛かったね。長尺だし意味不明で面白くないわで最悪でした。

世の評判はそこそこ高め。そうなのか。凄いな。
俺はまったくあわなかった。どこか1つくらい良いところないもんかと考えたが思いつかない。
世界観が高度すぎるのか、会話は意味不明。いったい何のことをこいつらは話しているのだ…!!という気分にずっとさせられるのです。
あまり詳細を観客に説明しようとせず、雰囲気を感じ取れということなのか、映画がスタートしての最初っから置いてけぼりをくらう感が半端ない。固有名詞やスラングも多く、会話が理解できない。それなのに登場人物らは「なるほどなあ」という顔で腹落ちしてるもんだから尚更のこと混乱してくる。

そんな感じでずっと続く作品。
これは面白いとかじゃないと思うんだ。アートなんだよ。白塗りの前衛劇団は面白いとかじゃないよね。あそこから何かしら感じ取れるかどうかってだけで。
「良い作品だけど、面白くなかったな」という人もいることだろう。俺は、良いとも面白いとも思わなかったけどね。

これは観ないほうがいいと思います。
ホアキン・フェニックスならば「帰らない日々」がお薦めなのである。