オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分

「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」を観た。

Locke

乗りに乗っているトム・ハーディが車に乗っている映画。
なんと本作はトム・ハーディしか画面に映らないのです。他の出演者はすべて声だけの出演でして、トム・ハーディが運転しながら様々な人と会話する。そういう映画。

トム・ハーディはとある大きな工事の現場監督責任者で、明日は大量のコンクリートが運ばれるとても重要な局面。そんなときトム・ハーディは車で病院に向かっていた。というのは、妻子あるトム・ハーディだが以前にはずみで過ちをおかしてある女性と関係をもってしまった。その女性が妊娠していて早産の危険にあるからだった。
という話。

明日は大事な工事なのに現場責任を部下に任せる指示を出し、パニックになる部下。
怒り狂ってお前クビだと言うボス。
早く帰ってきてよサッカーはじまるよという妻子。
早く来てよ怖いのよと責める浮気相手。
他にも役所の人間とか。

みんな電話だけ。ひたすらトム・ハーディ。

製作費150万ドルということだが(しかも回収できていない)、正直なところどこにお金がかかるのかさっぱりでした。

トム・ハーディの演技が不確かでないことはわかったが、さりとて特段の達者度合いが判明する作品でもない。会話だしなあ… そこで表現されるのって、電話による会話での表現範囲でしかないですからね。

もっとサスペンス色が強いものかと思っていた。
トム・ハーディが好きならたまらないのでしょう。