奥田英朗「町長選挙」を読んだ。
「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」に続くシリーズ第三作。
そこそこ面白かった。
やはり「イン・ザ・プール」が一番面白い。「空中ブランコ」はそれほどでもなかったが、「町長選挙」は少し復活したかもしれない。
主人公の医者のパワーはダウンしたけど、脇がキャラ立ちしていた。
もう一日くらいで読めるような軽い本です。
最近はこっちのほうが精神的にも楽でして…歳かな。
なんで「イン・ザ・プール」が一番良かったかというと、やはり現代病ぽい患者ばかりクローズアップしていたのが良かったからだ。この第三作においてもそこらへんのピントがあっていた。
この本、図書館で検索したとき、入荷はしてないけど予約できる状態だったのだ。
すぐさま予約したが、それでもやっと借りられた。
(正直なところ、奥田英朗は面白いし好きだが、何度も読み返すわけじゃないし、図書館で借りたから一日で読んでしまってもなんとも思わないけど、買ったとしたら本棚に邪魔だよなあと感じずにはいられない)
いや、結構面白いですよ。読んでみるといい。