サウスバウンド

奥田英朗「サウスバウンド」を読んだ。

なんか最近は奥田英朗ばっかりだな。

前半と後半で、がらりと舞台が変わる。
ずいぶんと変わるのだ。正直、前半を読んでいて「ここで終わっておいたほうが良かったんじゃないか?」と思えるほど、前半だけでそれなりにまとまっていた。

しかし、後半に入ってとても面白くなる。
すげえ長い前フリだったかのように、登場人物ははじけていく。

伏線が緻密ってことじゃない。前半と後半はあまり繋がりがないとも言える。
鬱屈した前半があったせいで、後半を楽しめるのだ。

まあ後半を読み始めたとき、最初は違和感がかなりあったけど。
でも面白かった。

最後はちょっと切なくもなった。
これって作者の体験記なんだろうか?主人公の父親が非常に強烈なキャラクターで、こんな家庭に生まれたらとんでもないなっていう…

なかなかのもんでした。
おすすめだ。

 

サウス・バウンド
奥田 英朗

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