ボーダー

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「ボーダー」を観た。

Righteous Kill

ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの競演ということで、話題になった。
なったか?全然話題にならなかったような…そもそも日本公開されてるのか?されてたのか(こちらの記事参照)。ここでも書かれてるとおり、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの新作だというのに少しも盛り上がらない寂寥感が満載だ。銀座シネパトスでは「ストーン」も公開されてるんですか。
(でも、男のヒート祭りってくくり自体も、寂寥感満載だがなあ)

経緯からいくと、「ゴッドファーザーPART II」で初共演。でも同時代の設定ではないので絡みもない。ここで二人とも一気にスターになって、それで共演の機会がなく、20年以上のち、1995年になって「ヒート」にて、ついに競演。もうこれは競演自体が宣伝にもなって、それを意識した作品になってて、同じフレームに二人は収まらないのだ。まるで別々に撮影したのじゃないかっていうような撮り方になってる。これは意図的なんだが、それでもマイケル・マンのセンス良い演出がしっかりはまってたし、とても良かった。
二人はこれで共演したことになって、それでもう共演しないんだろうなあ、それが美しいものだよなあと思ってた。ところが。

いつ頃だったか、二人が再共演するというニュースを数年前に観た。今度はばっちり共演だという。
そいでその映画「Righteous Kill」が2008年9月に公開。日本で公開しないままずっと時は過ぎる。で、DVDリリースもされないんだろうなあと思ってましたが。
どうやら日本では2010年4月に公開されてたようです。で、さっさとDVDリリース。何があったんだこれまでに。

今回はばっちり共演で、もう二人が同じフレームに収まりまくり。今度はそれが売りになるはずだったが。

ここから観た後の感想ですが、はっきり言って全然面白くなかった。
(ずっと昔からのファンであるという前提で書いております)

最初の射撃からしてとても嫌な予感がたっぷり。そしてダラダラ動く二人。うわカーラ・グジーノが出てきた。もう少し若い人はいないんですか?あ、ジョン・レグイザモとドニー・ウォールバーグか。もうこっちの二人に色々まかせていいんじゃないの?こっちのほうがキビキビ動いて観てて落ち着くよ。
そうこうしてるうちに、一体真相は?みたいな流れになって、それでダラダラ動く二人の間に色々とあって、それでダラダラ終わる。

映画としては並以下な水準の脚本で、まず話の面白みがなかった。
しかしそれだけじゃなくて、どうもロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの二人がダラダラしてて(はっきり言って、老人)、演技してるように見えない。なんか喋ってるんだが伝わってこないのです。目に光がないというかね。
いくら大物でもこんないい加減なもん見させられると…

ロバート・デ・ニーロの2000年代は、ちょっと凄いものがあるな。

これを観ようかな?ともし思うなら、「ヒート」を観たほうがまだいいと思います。

 

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