「パリ20区、僕たちのクラス」を観た。

カンヌのパルム・ドールを受賞したとのことだ。2008年の作品。主演の先生を演じるFrançois Bégaudeauという人が、自分の出版した小説を原作として映画化。監督は別だが、脚本と主演をやっているという。
とある中学生のクラスの話なんだけど、その中学生たちは素人なのだという。ホントかいな。

話というのはあるようでないようで、どちらかというとドキュメンタリ風。学級崩壊というほどでもないけど、主張が強い生徒たちに悩む先生たち。ギリギリのバランスが保たれてて観てて「先生ってホントに大変だな…」とため息しか出ないような映画である。一連の演出がすべて先生側の原作をもとにした脚本なのであり、ある程度のバイアスがかかっているとはいえ、それでも先生って大変だな…という。

とにかく凄い作品だと思いますよ。映画っぽくはないけど、あの中学生たちは本当にプロの役者じゃないのか?ホントに素人?なんか凄いクオリティでしたよ。吹き替え声優は変でしたけど。

こんな作品があったのか、知らんかった。
いったい世界中でどれだけ名作が作られ続けているんだろうと、茫然としてしまうのである。ドキュメンタリと現実の境界線を狙った、かなり水準高い作品。

 
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