「恋人はセックス依存症」を観た。
マーク・ラファロ主演。グウィネス・パルトロウとかティム・ロビンスとか。
日本版DVDジャケットなどは少し軽いラブコメディ風味を醸し出していて、なおかつ邦題を「恋人は」とすることで、なんだかグウィネス・パルトロウがセックス依存症であるかのようなミスリードをしていると思う。
実際にはラブコメでもなく、やや真面目なドラマという感じ。セックス依存症なのはマーク・ラファロだ。断酒会ならぬ断セックス会みたいなところで励ましあう男たち。その三者三様の物語。
マーク・ラファロは禁欲して5年になり、グウィネス・パルトロウと出会い、自分がセックス依存症であることを言えないまま付き合いが深まり苦悩する。まじめだ。
ティム・ロビンスは子供が戻ってきて親子の確執とかありながらも、子供はわりと更生していて…という話とか。
題材がセックスなだけあって、内容もR指定なところありなんだが、それでも根本は良質なドラマであると思った。マーク・ラファロって顔が良いわけじゃないんだが、どうしてか適材適所的に配役されますね。実力をしっかり評価されてるのでしょうか。
グウィネス・パルトロウはもうちょい演技派に行ってほしいものだ。ティム・ロビンスは安定しすぎる上手さ。
タイトルがかなり損な感じですが、まとも。マーク・ラファロが好みなんだったらぜひ、という感じ。
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