アメリ

アメリ

「アメリ」を観た。

Le fabuleux destin d'Amélie Poulain

初めて観た。アカデミー脚本賞もノミネートされており、いわゆるアート系の走りではないでしょうか。2001年の作品なのでもう15年前。
この映画の存在はずっと前から知ってはいたが、なぜか観る機会がなくこれまできた。アカデミー賞の作品をどんどん観るなんてやってなかったら、まず観なかったかも。アート系とかミニシアター系とか面白いのもあるとは思いますが、俺はどっちかというとハリウッドエンタメが好きなほうです。

アメリを演じるオドレイ・トトゥも本作で脚光を浴びた。監督はジャン=ピエール・ジュネで、「エイリアン4」の監督だ。だが「エイリアン4」以外が本流というか有名なのでしょう。どの作品にもドミニク・ピノンが出演している。

アメリは幼少の頃から非コミュな感じで成長し、そのまま何とか暮らしてはいるものの実は孤独だ。それなりに交流はあるし、働いているし、いたずらもする。しかし落ち着かず満たされず青い鳥を探す。一目惚れっぽく心惹かれた青年を追いかけ回して観察する。こんな感じの話。
街角や駅にあるスピード写真のボックスがこのような物語のキーアイテムになるのか、と感心した。謎の男の正体も良かった。オドレイ・トトゥは魅力全開で、いかにもなキャラクターを丁寧に演じていたと思う。
全体的に詩篇で、音楽はやや哀しげで色合いもアート系。なんとこの作品はあのアルバトロス配給なのだ。地雷の多いアルバトロス作品のなかで、奇跡的なヒット作なのですね。

妻は当時の想い出をなぞるように「そうそう、『アメリ』といえば渋谷のシネマライズよね…『トレインスポッティング』の成功の後、『アメリ』が大成功したのよ…」と何だか映画通のような顔つきで呟く。妻は当時、ミニシアター系をやたら観ていたのだという。俺は当時は極貧で映画館で映画を観る余裕はなかったなあ。「え、じゃあ『アメリ』はその時に観たのか」「それが観たことないのよ」何だそれは。

2001年(第74回)アカデミー賞
脚本賞ノミネート

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