キル・ビル Vol.1

キル・ビル Vol.1

「キル・ビル Vol.1」を観た。

Kill Bill: Vol. 1

タランティーノ作品として有名でしょう。もう2003年の作品なので13年前か。
もちろん観たことあるが、一度くらいかなあ。えらく話題になった作品なんだが、そこまで面白くなかった感想がある。

出演はユマ・サーマン、ダリル・ハンナ、マイケル・マドセン、ルーシー・リュー、千葉真一、栗山千明など。他にも無名時代の日本人俳優が出ている。
遠慮のないゴア表現のオンパレードである。2003年当時のクエンティン・タランティーノって、もう終わった人みたいな印象があった。「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」で強烈に時代の寵児となったものの「フォー・ルームス」や「フロム・ダスク・ティル・ドーン」でグズグズした感じがあり、なんで新作を発表しないのだろうとか、一発屋だったんじゃねえのか、みたいな印象があった。そこに来て「ジャッキー・ブラウン」という駄作を完成させて、いよいよこいつは終わったという感じが強くなった。その後数年間の沈黙があって、本作である。

kill-bill-vol-1a
日本映画のオマージュが強い本作はいわゆるマニアから絶賛されたように思う。当時、この作品を褒めておかないとヤバいという風潮が確かにあった。これでクエンティン・タランティーノは完全復活したみたいな感じになったのだ。
(まあ終わってた奴という認識は世界共通だったわけだ)

しかし俺はこの「キル・ビル」シリーズは正直楽しくない。
会話が冗長であること、展開がラフで、とにかく尖ってたら良い的な作品は味わいは深くないのだ。いわゆる流行に左右される作品で、後年になって「何だこれは…」という恥ずかしさすら漂う結果になる。映画と相性が悪いと思うのですよ、このアプローチは。

「キル・ビル」はvol1とvol2でひとつの作品。前半ではブライドが復活して武器を得て復讐を半分やるまで。130分超え。ながいって。

関連記事

恋に落ちたら… 「恋に落ちたら…」を観た。 邦題は紛らわしいが、ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープの「恋におちて」とは何の関係もないことは言うまでもない。ラ...
フォー・ルームス 「フォー・ルームス」を観た。 これまで1回か2回は観たと思う。わりと話も覚えている。テーマ曲が実にキャッチーで耳に残る。主演のティム・ロス...
イングロリアス・バスターズ 「イングロリアス・バスターズ」を観た。 結構面白かった。グロい表現は人を選びそうだが、テンポよくセンスよくで、最後まで集中できた。 チャプター方...
シン・シティ 「シン・シティ」を観た。 うーん微妙。 もともと「面白いんかなあ…」という気持ちで借りた。すでに後ろ向きである。 ロバート・ロドリゲスと相...
ヘイトフル・エイト 「ヘイトフル・エイト」を観た。 クエンティン・タランティーノの長編8作目でありタイトルにも8が入っている。ある猛吹雪の夜に、とある店にて暖...
ザ・エージェント 「ザ・エージェント」を観た。 うーん、どうだろうなあ、何がやりたかったんだろうなあ、という映画か。 トム・クルーズは「Mi2」の資金稼ぎのために...