「シンデレラマン」を観た。

実は初めて観た。ロン・ハワード監督作。ラッセル・クロウ、レニー・ゼルウィガー、ポール・ジアマッティ。
大恐慌時の貧困もあわせて描く感じのボクサー映画だ。基本路線はロッキー・バルボアと鎌田行進曲を混ぜ合わせた感じ。

ボクサーながら全盛期を過ぎ、また時代も経済的に落ち込んでて生活が苦しいラッセル・クロウ。試合にありつけなくて肉体労働でしのぐ。その仕事すらあぶれる毎日。

前半の、貧困具合が半端ないのです。もう本人に非があるとかじゃない。働きたくても仕事がなく、飢えに苦しむくらい。牛乳を水で薄めるとか…そのへんの垣根を盗んできて薪にして寒さをしのぐとか、アメリカ大変だったんだなあという時代である。
それでも貧乏なんかに負けないぞとなんとか生きて、それでリングに立つチャンスがやってきて。でも本当はキャンセルになった穴埋めで相手は強くて、おそらく負ける前提。負けてもファイトマネーもらえる。そんな試合でもセッティングしてくれただけで大感謝。みたいな。

ところが。その試合で圧倒的な強さをラッセル・クロウが見せつけるのだ。ハングリー精神が容赦ないわけだ。そこからシンデレラガールならぬシンデレラマン伝説が始まる。という話。

ま、素晴らしい映画だったと思った。話として出来すぎてるところもあるけど(でも実話ベースか)、半端ない貧困が後にじわじわ効いてきますね。それと、ポール・ジアマッティが超序盤からばっちり出演なのだけど、ここまでばっちり出演で良い仕事を残すのも素晴らしいところだ。実際、この映画によってポール・ジアマッティは(今のところ)最初で最後のアカデミーノミネートを掴んでいる。

あと、個人的にRosemarie DeWittがツボである。「カンパニー・メン」とかも。
と、思ってたら、なんとRosemarie DeWittは、この映画でラッセル・クロウが演じたボクサーの実際の孫なんですか!

びっくり。

 
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