松本清張小説セレクション32

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松本清張小説セレクション32「短篇集I」を読んだ。
これは阿刀田高編集のものである。

「日曜日の読書」にて、「ゼロの焦点」を取り上げた際に記述してあったが、松本清張の編集をやるというのは本当だったのだな。本屋で見たことがなかった。図書館で初めて見かけたというわけだ。

内容の一覧:

「張込み」(1955.12)
「顔」(1956.8)
「声」(1956.10-11)
「共犯者」(1956.11)
「地方紙を買う女」(1957.4)
「鬼畜」(1957.4)
「一年半待て」(1957.4)
「捜査圏外の条件」(1957.8)
「カルネアデスの板」(1957.8)
「白い闇」(1957.8)
「二階」(1958.1)
「拐帯行」(1958.2)
「日光中宮祠事件」(1958.4)

タイトルの横にあるのは、初出である。
この発表ペースはすごいものだと思う。

「地方紙を買う女」「鬼畜」「一年半待て」がそれぞれ小説新潮・別冊文藝春秋・別冊週刊朝日にて同月に発表か・・・すさまじいな。

編者のことばによると、初期のものを意図的に選んでいるとのことだが、どれも面白い傑作ぞろいだ。
すべて読んだことあったし。
「鬼畜」が、文章が巧みで一番好きかな。まあ他のも良いです。本当に初めて読んだときのことを思い出せば、「共犯者」が一番面白かったかもしれない。
 

いや、「日光中宮祠事件」は今回初めて読んだ。
そして、どこが面白いのかよくわからなかった。

うーんまあそういうこともあるだろう。

しかしあれです。この阿刀田高編集シリーズは、図書館にかなり置いてあったな。
(これだって32という通し番号がついているし)

長く楽しめそうです。

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