オリンピックの身代金

オリンピックの身代金

奥田英朗「オリンピックの身代金」を読んだ。

一気に読んでしまった。
どんでん返しとかはない。直球で良質。
これは映画化を意識してるんだろうなあ。スピード感あってよかった。

題名そのまんまで、東京オリンピック開催直前の物語なんだけど、その、国民全体の「まもなく東京オリンピックだ」という高揚感が実に伝わってきた。もちろん俺は生まれてもいないので実際の風景と比較はできませんが、臨場感があった。

あのテレビ局の人とか必要だったのかなあというところもあるが、全体的に面白く一気に読める。
正直なところ奥田英朗なんだから、もっと「最悪」「邪魔」くらい強烈なのでもいいんだが、あれはあれで疲れるし、これくらいがいいのかもしれない。