「パパラッチ」を観た。
ここまで偏った内容でいいのかと思った。
よっぽどパパラッチを憎んでやまない人々が作ったのだろう。
ハリウッドスターが、パパラッチのせいで家族がめちゃくちゃになったので、復讐に燃えて…という話。
復讐するは我にありinハリウッド。
パパラッチが極悪非道であるという前フリがばんばんされて、それで復讐しているのを見て「まあしょうがないか」と思わされる映画。
危険だ。
「ドッグヴィル」と同じ系統だと思った。
挑戦的なのだ。観ててスカッとしちゃいかんだろうと。
パパラッチ側に、トム・サイズモアが。
似合うなあ、ろくでなしの役が。
同じくパパラッチ側のろくでなしの一人が、「なんかヒートでスリックって呼ばれてた男に似てるなあ」と思ったら果たしてその通りだった。
トム・サイズモア繋がりか?
普通の映画だったかな。
てっきりダイアナ妃が絡んだ社会派映画だと思いっきり勘違いしていたよ。