Wii「ディズニー エピックミッキー ミッキーマウスと魔法の筆」をクリア。

CMで観たとき、これは買うしかないなと思った。別にディズニー好きというわけじゃないが、Wiiで久々にグッとくるタイトルが登場したと素直に思った。

ミッキーが魔法の筆を持っていて、Wiiリモコンでポイントしたところを塗ったり消したりして、道を切り開いていくアクションゲーム。ワールドを行き来してクエストをクリアし、キャラクター成長要素もあるので、全体的にはゼルダっぽい。そして操作感はマリオっぽい。

最初、スクエニが作ったのかと思った。それくらい、パクリといえばおしまいだが手慣れたデザインだなというか、良い企画に良い制作がコラボしたなと思ったものだ。

なぜ過去形で書いてるかといえば、それは序盤までの評価で、このゲームはプレイしてすぐに気づくが、本当に現代のゲームなのかと思えるくらい(PS2時代のゲームだと思う)不思議すぎる、作りこみの甘いゲームだということなのだ。

我慢してクリアまでやったが、とてもやりこみ要素をプレイする気にならない。
なぜかというと、まずこのゲームのフレームレートはいくつなんだということ。30あるかも怪しい…すんごいカクカクだ。処理落ちはしてないがそもそも最初から全体的に処理落ちしてるようなモッサリ感すらある。それでいて、60フレーム出てない。

それと関連してるのかわかんないけど、Wiiリモコンのポイント精度も最悪だ。なかなか希望するところにポイントしない。マリオギャラクシーとかと比べれば明らかだけど、フレームレートもポインタ精度も格段に違う。このへんはゲーム以前の問題だ。

あと、カメラワークもかなり最悪だ。画角の問題か?カメラがそこそこキャラクターと距離を取らざるをえない仕様のわりには、マップには狭い空間も多いのだ。そんなときに限って、正確にポイントする必要のあるアクションシーンだったりして、フラストレーションが溜りまくる。

クエスト進行表もわかりにくい。そもそもポーズをかけるのになぜ2ボタンなんだろうね。アメリカ人は親指そんなに長いのか?
あとサブアイテム(時間とめたりテレビ落としたり)の活躍場面が少なすぎませんか。この長大な物語のどこに使う必要があるのかさっぱりな3種類のアイテム。
塗ったり消したりで道を切り開くシーンがそんなに歯ごたえがないっていうのもある。歯ごたえがあるのは、唐突に強めの敵が何体もいっぺんに襲ってきながら、カメラワークが最悪で戦いにくいことこの上ないっていう、ミッキーの魔法の筆には何も関係ないところくらい。
オズワルドとの確執も、そのへんの最低なインターフェース類に邪魔されてしまい、ちっとも伝わってこなかった。最後はあっけなくてがっくり。

なんだかなあこのゲーム…と思ったら、PS3向けに60フレームで出すというニュースもあり、これ(Wii版)は失敗した作品だってことじゃないかと呆れてしまった。