ダークウォーター 奪われた水の真実

「ダークウォーター 奪われた水の真実」を観た。

The Truth

2012年の作品。アンディ・ガルシア、フォレスト・ウィテカーが共演という贅沢な組み合わせなんだが少しも話題にならず。アメリカでも限定公開で、日本ではDVDスルー。

他にデボラ・カーラ・アンガー、Eva Longoria(デスパレートな妻たち)とか。

冒頭、南米らしきところで軍に追われて虐殺されている人々。そのなかにフォレスト・ウィテカーと家族。何があったんだ的な感じ。それで大企業でお飾り的にコネで働くデボラ・カーラ・アンガーの前に、その南米らしきところから逃げてきた若者が拳銃自殺をして、デボラ・カーラ・アンガーはショックを受ける。私の会社は何かやっちまったんじゃないかと。
で、この大企業は南米での虐殺にまつわる顛末をもみ消そうとするわけで、そうはさせないとデボラ・カーラ・アンガーはアンディ・ガルシアに頼むわけである。アンディ・ガルシアは元CIAで今はラジオ・パーソナリティという意味不明なキャリアを築いており、しかし家庭は不和状態。
頼まれたアンディ・ガルシアは悩んだ末に南米に飛び、わりとあっさりフォレスト・ウィテカーと合流。事件の鍵を握る彼を逃がすため、決死の逃避行を開始するのであった。とかいう話だ。

さて、この映画最初からしばらく「ダークウォーターというのは何だろう(ダークウォーターって言ったらジェニファー・コネリーの「ダークウォーター」ですよね」「この大企業は何をやらかしたんだろう」「なんでそもそも大虐殺されてるんだろう」という疑問がずっとついてまわる。
だいたいおぼろげにわかってくるのは、大企業が汚染水を垂れ流し、その実態を世に暴くためにフォレスト・ウィテカーらが内部資料を奪い、汚染水の真実に怒る住民たちが大挙して現地法人に押しかけ、でも軍隊を買収して虐殺、ということらしいのだ。どうもそこらへんをスッキリ最初に理解させてくれないせいで、いまいち何が原因なのかどこがゴールなのかが見えず、集中しにくい。
また、アンディ・ガルシアの元CIAで今ラジオのパーソナリティとうのが凄く意味不明すぎて…元CIAって何か魔法の言葉であるな。これで設定してしまえば何でも通ってしまうよ。

全体的に静かなシーンでは割と演出が冴えており、動きのあるシーンでは音楽といい演出といいダメダメであった。違う人が担当してるんじゃないかと思うくらい、出来のムラがありすぎると思った。

 
まあ、それでもアンディ・ガルシアがいい感じに年を取ってきたというのを確認できます。あとデスパレートな妻たちのメキシカンは何だったんだろうなあ。

 
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