十二人の怒れる男

十二人の怒れる男

「十二人の怒れる男」を観た。

面白かったなあ。
観るの2回目だったと思うけど、やっぱり面白かった。

優しい日本人も良いけど、本家のこちらもやはり良い。
理屈の通じる人、通じない人がいろいろいて、それはしょうがないと思うけど、もう最初からどう話しても話し合いにならない人ってのがいるわけで、そういう人は何か怖いわけですよ、なんというか。
なんで有罪と思うのか?に対して、なんとなく、とか。で、じゃあこれこれこういう理由で有罪と言い切れないのでは?と説くと、そうかもしれない、と。
そういう話し合いを続けていくうちに、「でも有罪だ、有罪に決まってる」となってしまう人っていうのが、もう狂信的ともいえて、そういう人がいる限り裁判制度そのものが無理があるんじゃないかって気がしてくる。

なんかよくわからないが、この映画は色々なことを考えさせてくれるわけだ。
場所も限定、出演者も限定だが、こんなに優れた作品になるとは。
(シドニー・ルメットの劇場初監督作!)

この年のアカデミー賞。この作品とともに作品賞を争ったのが「情婦」なのだから驚きである。(受賞は「戦場にかける橋」)
また、ナンシー梅木が「サヨナラ」で助演女優賞を受賞したのもこの年だ。

 
1957年(第30回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
監督賞ノミネート(シドニー・ルメット)

 

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