ハートボール

「ハートボール」を観た。

The Winning Season

面白かった。スポ根ものは鉄板だと思うが、やはりこれもその類だった。しかもサム・ロックウェルが素晴らしい。

実は2009年の作品だ。サム・ロックウェル、Emma Roberts、「ドラゴン・タトゥーの女」ことRooney Mara、様々な映画でみるMargo Martindaleとか。

昔バスケで今は皿洗いというサム・ロックウェルのもとに、旧友が相談に来た。彼は高校の校長をしているが、女子バスケチームのコーチをやってくれないかというものだ。引き受けることにしたものの、あまりに弱小すぎるため猛練習を開始。難しい年頃の子たちを相手に大変になりながらも、チームは少しずつ結果を出していき…という話。

ただのスポ根なら、強くなっていく過程がコメディになるんだろうが、この映画ではサム・ロックウェルの底辺ぷりアル中ぷりに焦点があてられており、そこを克服していかに再生していくかというのも重要となっている。
子供たちは色々ありながらもそこまで困難なハードルはなく、問題はサム・ロックウェルなのだ。ベースにあるバスケのコーチという面では特異な才能を持っており、彼の采配でチームは確実に強くなっていく。校長とか周りの理解を得るのが下手なせいで、最後の試合ではとても苦労するが娘の助けもあったりと、これはこれで話がうまく噛み合って進んでいく印象を受けた。サム・ロックウェルはもともとポテンシャルの高い役者だと思うが、こういう役は本当にぴったりで、「月に囚われた男」に並びベストプレイの一つではないかと思う。

Emma Robertsの脇役っぷりは何だったんだろう。というかこの人は誰なんだろう。
あと、ここからまさかドラゴン・タトゥーの女が登場するとは。