「潜水服は蝶の夢を見る」を観た。

実話ものだ。重い。
ELLEの編集長が自動車運転中に脳溢血になる。一命をとりとめるが、左の目蓋だけが動かせる状態。それでもコミュニケーションを取り、自伝を書くのだった…という映画。この話が自伝を書くに至るプロセスを追うもので、それ自体が自伝…ややこしいが。

演じるはMathieu Amalricで、時折映画で観かける顔。悪人顔だ。ゲイリー・シニーズ顔といってもいい。

左目蓋のみでどうやってコミュニケーションを取るのか。相手がついて、頻度の高い順にアルファベットを読み上げていく。該当するところで一回瞬き。間違ったら二回瞬き。そうやって一文字ずつ積み上げていく。
実に気が遠くなるような膨大な作業である。

それで本を書くまでに至り、そして運命的なのは、その出版の三日後に死亡していることだ。
なんとまあ…

重いっす。

 
2007年(第80回)アカデミー賞
監督賞ノミネート(ジュリアン・シュナーベル)
脚色賞ノミネート

 
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