「潜在殺意」を観た。
ハル・ベリー主演のサスペンス作品だが、日本未公開である。1996年の作品であり、ハル・ベリーはまだそんな注目されてない感じ。
旦那に公然と浮気されているハル・ベリー。でも自分も浮気してて浮気相手がクライヴ・オーウェン。それで不満を口にしてるうちに第三者が本気にとってしまって代理殺人みたいに歯車が狂いだしてしまう…とかいう話。
たぶんそういう話だった。なんか正直、ちっとも面白くなくって、観終わった直後にどんな話だったか忘れてしまうような内容だった。
サスペンスなんだろうけど、冴えたシーンが連続しておらず、ぜんぜん映画を観てるって気分にならなかった。ハル・ベリーは20代では「ブーメラン」とかで光るくらいで不遇の時代が長かったのだろう。本作でも魅力はさっぱり。
30代後半になって「ソードフィッシュ」「チョコレート」そしてボンドガールと遅咲き快進撃が始まるまでよく耐えたもんだ。
この「潜在殺意」はなあ…ちょっとお薦めできないかも。
これ観るくらいだったら、同年の「エグゼクティブ・デシジョン」のほうが圧倒的に面白いでしょうね。
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