「7デイズ」を観た。
なにが7デイズなのかというと、Dermot Mulroneyとダイアン・クルーガーの娘が肺移植が必要な状態で、その命が尽きようとしている。もう一週間以内に移植しないと大変、ということで、つまり7デイズ。
でも移植待機リストから外れてしまい、いよいよ追いつめられるDermot Mulroney。違法とは知りつつもメキシコへ渡り、闇移植を行ってくれるという医師を探すのだが…という話。
てっきり適当なサスペンスかと思っていて(それはそれで大変失礼しましただが)、まさかの重めであった。臓器移植の話自体がそうだし、あとメキシコの治安の悪さっていうのかな…メキシコ行ったことないからわからないけど、たぶんこんな感じで物騒なんだろうなあ行きたくない国だなあという感じの。
ダイアン・クルーガーはこれまた脇役でして、主役はがっつりDermot Mulroneyなのである。こんなに思いっきりの主役もまわってくるんですね。
あと鍵を握る爺さんにサム・シェパードがいたりして、何やら本格めいてくるからキャスティングって不思議だ。あとロザンナ・アークエットも何でいるのかよくわからんがキャスティングに意味なく厚みを加えたね。
それはそうと、タイトルの絵ですよ。
映画を観終わったあと、このタイトル絵に違和感があったんだね。イメージって凄いと思った。Dermot Mulroneyは映画中に銃を持ってたかな…確か持ってないと思うんだね。そういう武器を駆使して進むのではなくて、かなりのラッキーマンって話なんで。
それにどうも車が爆発して、そこから飛び出したようになってるけど、そんなシーンも無い。車がぶつかるシーンはあったね。関係ない親子(臓器提供者になりかけた親子)だけど。
色々と合成してあって、全体的にアクションムービーっぽく見えるから不思議だ。実際はそうじゃないのに。
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