ムーンライズ・キングダム

「ムーンライズ・キングダム」を観た。

Moonrise Kingdom

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ダージリン急行」のウェス・アンダーソン監督作品最新作。やはりアンサンブル的に出演陣は豪華で、ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド、ジェイソン・シュワルツマン、Tilda Swintonなど。主役の少年と少女はこの映画がデビューのようだ。

とある60年代の島が舞台で、ボーイスカウトの少年と近くの家の少女が文通の末に駆け落ち的に脱走をはかる話。おいかける人々。悲喜こもごも的な。

最初、ウェス・アンダーソン監督作だとも知らずに観始めて、なんかやたら前か横からしか撮らないんだなーとか、画面が黄色いなーとか、なんだろうこの既視感は…と思ったら、ああ「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」の人かいなと。
頑なに作風を守るんですね。

このウェス・アンダーソン的アプローチに一人馴染んでなかったのがブルース・ウィリスだと思った。通常このようなアングルアプローチでは、キャストは極力無駄な動きを排除して淡々とやるのがセオリーだと思うが、ブルース・ウィリスはいつも通りのブルース・ウィリスで、くにゃくにゃ動いてた。他は自制して頑張っているのにもったいないなーと思った。

話は全体的にはまとまってるし、アートな感じもあるし、固定ファンはいるだろうなあという感想。話が面白かったとか、演出が斬新だったとか、実に映画的な要素はない。もうちょい進化したものを観たいという気もするし、でもウェス・アンダーソンにそこを求めてもダメなのだろう。

 
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