ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシー

ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシー

「ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシー」を観た。

The Expatriate

なんか凄すぎる邦題だ。もう一周まわってきて逆に斬新かもしれない。原題は「The Expatriate」で、expatriateは国外追放者とかの意味である。
主演はアーロン・エッカート。その娘がLiana Liberato(「ブレイクアウト」「チャット 罠に堕ちた美少女」)であり、そして謎のヒロインがオルガ・キュリレンコである。配役自体は素晴らしいものがある。

アーロン・エッカートはとある特許関係の企業で働いていたのだが、そこがある日もぬけの空となっていた。親会社に問い合わせに行くも、自分の存在すら記録に残っておらず、娘とともに途方に暮れるのだが…という話。
実はそういう、普通の人が犯罪に巻き込まれて日常が非日常になるといった「巻き込まれ系」映画と思いきや、そうではない映画なのである。アーロン・エッカートがやはり特別な人で、そこから先はひたすらボーン・アイデンティティーなのである。だからスプレマシーなのかよとか、ターゲットは何やねんとか、色々と思うところが無いではない。
オリガ・キュリレンコはこれまたヒロインというよりは追跡側の人間である。娘のLiana Liberatoもなんか毒づいてばかりでこれまた似合ってはいるが、話を展開させるわけでもなかった。
なんかひたすら全編、アーロン・エッカートの傷まみれのタフガイっぷりを拝見する映画なのである。ほんとボーン・アイデンティティーみたいな作品で、実際にそれなりに面白く、これはこれで掘り出しものだったわけだ。

なぜゆえにこんなB級な邦題がつけられるのか気の毒になるくらいだ。
普通に面白いのに、こんなジャケットでは誰も買わないのではないだろうか。

 
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