「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を観た。
トム・ハンクス、サンドラ・ブロック、マックス・フォン・シドー。主役はThomas Hornという少年。
ほかに、ジェフリー・ライト、ヴィオラ・デイヴィスなども。
観始めてすぐに気がつくことだが、これは9.11テロを題材にしている。当のビルにまさに居合わせたのがトム・ハンクス。そして残された人たちの魂の再生の物語。
9.11を題材にした映画といえば「ワールド・トレード・センター」がある。あれは現場の救出物語だったが、この映画ではそういう事故の描写はほとんどない。その事件後の少年の物語である。
わりと直球なストーリーではあるが、それでも演出は丁寧。題材が題材なだけに、わりとまじめである。
サンドラ・ブロックはかなり脇役だった。この映画では途中から登場のマックス・フォン・シドーがかなり目立つ構成になっている。ノミネートも納得の好演だった。
全体としては面白い面白くないの映画じゃないと思うので、あまり書くのが難しいところもある。少年は達者だと思った。なんかクイズ番組からスカウトされたということだが、本当なんだろうか。
2011年(第84回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
助演男優賞ノミネート(マックス・フォン・シドー)
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
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