夫以外の選択肢

マーク・ラファロにナオミ・ワッツにローラ・ダーン。
この人たちの、じめっとした熟年愛憎劇とでもいいますか。

ナオミ・ワッツとローラ・ダーンだから、最初はリンチ監督じゃないだろうなと驚いたのでした。違いました。

マーク・ラファロとローラ・ダーンが結婚してて、それでナオミ・ワッツと浮気してるって設定なのです。
もう話の最初から浮気してて、映画のなかでしょっちゅう我慢できなくなってるシーンとかあって、こいつら大丈夫かよ働けよと普通に突っ込んだり、子供がいるって設定なんだけど都合よく子供が画面からいなくなるなあと突っ込んだり。

突っ込み映画である。

マーク・ラファロは雰囲気がよい。
さっさとナオミ・ワッツのとこ行けよと終始感じた。別れられないけど、欲しい、とか、そういうのがね…

もうちょい、とんがった描写っていうんですかね、観てる人に突っ込まれてるんじゃなくて、少し引かせるぐらいでないと、愛憎ってのはどうも…なんだかよくわかりませんが。

マーク・ラファロも「イン・ザ・カット」でやっちゃってるし、ナオミ・ワッツだって「マルホランド・ドライブ」でやっちゃってるから、多少のことでは驚かない体なのである。