「J・エドガー」を観た。
クリント・イーストウッド監督、ディカプリオ主演という、ありそうでなかった組み合わせである。しかしディカプリオはノミネートすらされない。恐ろしいもんだ。
映画のほうは、FBIの基礎をつくり長期間に渡ってアメリカの中枢に君臨したフーバー長官をディカプリオが演じる。他にナオミ・ワッツがディカプリオと仕事の女房みたいな位置で脇役。あとディカプリオの母にジュディ・デンチ。他に「ソーシャル・ネットワーク」の双子とかバーン・ノーティスとか、色々。
全体的に暗い映画である。フーバー長官の業績が明るくハッピーな話ではないということで全編にわたって非常に暗い。あと陰謀的。何もかもがフーバーに支配されてる感があり、居心地は若干悪いものがある。ナオミ・ワッツとかがもうちょい華を添えてくれればよかったかもだが、華を添えるのは双子のほうだったとは。
さすがクリント・イーストウッドなのかも。
全体的には、「カポーティ」を何故か思い出しました。
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