プールサイド・デイズ

プールサイド・デイズ

「プールサイド・デイズ」を観た。

The Way Way Back

面白かった。良質のドラマだった。

主人公の少年はLiam Jamesで、彼の母親トニ・コレットは恋人スティーヴ・カレルがいて、スティーヴ・カレルは少年の父親になろうとそれなりに厳しく接するもそれでも少年は心開かず、そんな少年をやや疎ましく感じている。微妙な関係。
一家で避暑地にやってきたが少年はやることがない。そんな中、やや破天荒なサム・ロックウェルと知り合い、彼がプール施設で働いていて誘われるままにプールでバイトを始めることになった。そこでは新しい出会いがあり、少年は成長していく…というストーリー。

前半というか導入部のスティーヴ・カレルやトニ・コレットの一家の面倒くさいエピソードを我慢すれば、サム・ロックウェルやプール施設での仲間たちとのエピソードが始まる。これが良く出来ていた。やっぱり学校の強制された仲間に馴染めなくてもアルバイトでの出会いは貴重なものなのだろう。何かしらコミュニケーションが強制されて刺激が生まれる。働くことという触媒が存在するので、少年が頑張って働けば受け入れられるのである。そのへんがうまく表現されていると思った。

サム・ロックウェルが非常に良い。何でも演じる印象があるが、「転落の銃弾」の底辺人物から「月に囚われた男」の一人ぼっちの絶望感、「銀河ヒッチハイク・ガイド」のナンセンス演技まで、基本的にエキセントリックな感情を開放するか抑圧するかを両方出せるタイプだ。ゲイリー・オールドマンの知名度が急上昇した頃と似ている気がする。

もうこのままプール施設で働けよ!と心の中から思った。
とても良い終わり方だった。ああ、あとアナソフィア・ロブがアナソフィア・ロブじゃなくなってた。微妙な感じ。

お薦め。

 
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