ジェーン

「ジェーン」を観た。

2015年の作品。ナタリー・ポートマン主演だが製作も兼ねている。共演にジョエル・エドガートン、ユアン・マクレガーなど。ノア・エメリッヒがしぶとく出演。
西部劇であります。ナタリー・ポートマンはこういうのをやりたかったのか…と不思議になる作品だ。全体的には渋く小粒で、手堅い作りではあるものの何が新しいってわけでもない。ならず者を返り討ちにする話。

ナタリー・ポートマンは夫の留守を預かり子育ての日々だったが夫が傷ついて戻ってきた。やがて悪人たちがここへやってくると知り、かつての恋人に助けを求めるのだが…という話。
あまり説明描写がなされずに雰囲気で進んでいく序盤。少しずつプレイバックで過去が描かれてなるほどそういう繋がりなんだねと理解させる。要は、かつてナタリー・ポートマンとジョエル・エドガートンは婚約していた恋仲だったがジョエル・エドガートンが南北戦争に行ってしまい、しかしナタリー・ポートマンは子を宿したことを知り産んだ。そしてジョエル・エドガートンが戻らないと思って移住し、子供を失う哀しみをノア・エメリッヒに支えられ、結婚し、子供をもうけた。でもジョエル・エドガートン生きててびっくり。そしてユアン・マクレガーがめちゃくちゃ悪人。そんな感じの話。

ジョエル・エドガートンの佇まいは絵になるというか、現代ハリウッドで急速に存在を増してきた俳優の一人。かたや「スター・ウォーズ」のエピソード1-3で共演したナタリー・ポートマンやユアン・マクレガーは若いけどベテランの域に達している。勢いを感じるのはジョエル・エドガートンのほうだ。演技も最新である。ユアン・マクレガーの演技はやや古臭く感じる。

悪人たちの蹴散らし方がわりと大味(ここぞという場面を詳細に描かず、とんでもないことが屋外で起きているのだ…と感じさせるのは効果的かもしれませんが、フラストレーションは溜まった)で、あっという間にユアン・マクレガーと個の対決に落とし込まれる。で、もちろん主役が勝利する。

最終的には子供の存在とかもアレで驚かされる結末。ナタリー・ポートマンってこういうのやりたいのか…何なんだろうなと。

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