「ギルバート・グレイプ」を観た。
これ1993年の作品ですか。…一度観たことがある。WOWOWだったかなあ。凄く良かったという思い出があって、それ以来観ることはなかった。
久しぶりに観てみると、随分と忘れてるもんだ。
言わずと知れた有名作品でしょう。観たことない人なんているのか?
ジョニー・デップ、ジュリエット・ルイス。脇役にメアリー・スティーンバージェンや、ジョン・C・ライリー、クリスピン・グローバーなんて渋いところも。
そして、レオナルド・ディカプリオが弱冠19歳くらいにしてアカデミー助演男優賞ノミネートである。
ま、筋は省略するとして、感想だけ書く。
とても面白かったね。前に観たときと同じような感想だけど、良い作品だなあと思った。
特にストーリーなんてあってないようなものだし、ジョニー・デップの置かれた環境は辛いものがあるなと思うけど、それよりも何よりも、ディカプリオですよ。
もう凄いなんてもんじゃないでしょう。このディカプリオの演技はとうてい演技に見えなく、本当にそういう人を連れてきたのだと思えるくらい、真に迫った、本格演技だ。ディカプリオの演技があってこその映画だと思う。こんなにもクオリティが引き上げられるのも珍しいくらいだ。
最近のどうもイケてないディカプリオに辟易してる人は、たまにはギルバート・グレイプをまた見返してみてもいいのではないでしょうかね。正直、こいつこんな凄かったのかと驚きました。
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