パーク・ライフ

パーク・ライフ

吉田修一「パーク・ライフ」を読んだ。

表題作「パーク・ライフ」と「flowers」の二本立て。「パーク・ライフ」で芥川賞受賞。

…そうすね。「flowers」は面白かった。という感想でしょうか。
「パーク・ライフ」は、公園でなんか出会いがあったりちょっとした日常があったりと、非常に軽く話が進んでいくけども、そこからさほど発展もせず終わる。…と、今書いていても「どんな話だったっけ?」と首をひねるような、あまり心に残らない感じだった。

「flowers」は、仕事先でみながイライラしてシャワー室で爆発するってな話だが(どんな話だよ)、とても良かった。こちらは見事に短編的で、読んでて「ああ、良い短編を読んでるなあ」と思わされた。
なんか大江健三郎みたいな感じもあった。

そんなに大江健三郎を読んでるわけじゃないけど。

なんか判断しづらい。もう少し読んでみないと…しかしあれだ。ガーッと読んでいけば、読む本が無くなってまた別のことをやれるかなと思ってたんだが、読む本て無くなったりしないな。
いくらでも読みたい本が出てくる。

そんなわけで、「flowers」はおすすめです。

 

パーク・ライフ
吉田 修一

パレード 最後の息子 猛スピードで母は 熱帯魚 日曜日たち
by G-Tools

関連記事

オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎「オーデュボンの祈り」を読んだ。 不思議な話だったなあ。面白かった。 わりと大仕掛けはなく、不思議な話が不思議に終わった。 他の...
スタバではグランデを買え! 価格と生活の経済学... 「スタバではグランデを買え! 価格と生活の経済学」を読んだ。 身近なテーマで、経済をやさしく教えてくれる。 面白かった。 文章が平易でよい...
7月24日通り 吉田修一「7月24日通り」を読んだ。 さらっと読める中編。 ガール・ミーツ・ボーイ・ミーツ・ガールみたいな感じで、まあ錯綜するラブ・ストーリーだ...
メタボラ 桐野夏生「メタボラ」を読んだ。 いや面白かった。 最後のほう、あれ?って感じにもなったけど、それでも全編夢中になって読んだ。 沖縄で記憶喪...
最後の息子 吉田修一「最後の息子」を読んだ。 短編集。「最後の息子」「破片」「Water」をおさめる。 どれもさらっと読める短編。 なにげなく関連する...
チルドレン 伊坂幸太郎「チルドレン」を読んだ。 面白かった。あっぱれだった。 二つの時間軸での短編集。なんか繋がってる。 陣内 というキャラクター...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です