「きみに読む物語」を観た。
ライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムス。2004年の作品。
なんか見かけたことはあったけど食わず嫌いだった。
レイチェル・マクアダムスに惚れてしまったライアン・ゴズリングの話と、認知症の老婦人に物語を読み聞かせる老人の話とが、交錯する。
まあ老人の正体はすぐにわかることになるが、結構な王道ストーリーであり、ボーイ・ミーツ・ガールのがっつり完成形であると思う。
ライアン・ゴズリングは相変わらず高いポテンシャル。レイチェル・マクアダムスは実は20代後半でありながら、こういう役を得られるというのはこの人の特徴なのだろう。レイチェル・マクアダムスは別の男を作ったりもするがライアン・ゴズリングの一途な恋に最終的にはこたえるのであった。
そして老夫婦の話へ。ということで、結果的にはハッピー・エンドにはならない。認知症は読み聞かせでは回復せず、病状は進行するのみだ。それでいても、ストーリーを鑑賞する側としては老夫婦を応援せずにはいられないのである。王道な話なんだが、実に映画的。
面白かった。
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ニコラス・スパークス
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