「ザ・バッグマン 闇を運ぶ男」を観た。
ジョン・キューザック、ロバート・デ・ニーロ、あとクリスピン・グローバーが変わらぬ感じで。それとドミニク・パーセル。
ヒロインは謎の女性。国籍もよくわからん。男でしたってオチなのかと思ってた。
ジョン・キューザックは殺し屋で、ボスであるロバート・デ・ニーロからある命令を受ける。バッグを受け取り、それをとあるモーテルに持ってこいというもの。なんとかモーテルまで辿り着いたジョン・キューザックだったが周りには怪しい奴らだらけ。そして謎の女性にも振り回され、いったいみんなの狙いは…という話。
けっこう酷いものだった。話が二転三転するタイプでサスペンス狙いなわけだが、ここまでこじれさせる世界観はいったい何なんだというもので、ロバート・デ・ニーロの動機が謎すぎる。
モーテルが舞台になるので「アイデンティティー」を彷彿とさせたが、クオリティは少しも迫っていなかった。
こねくり回せば何とかなるというものではない。
まだこの前観た「グランドピアノ 狙われた黒鍵」のほうがましだった。ロバート・デ・ニーロは何やりたかったんだ…
by G-Tools