「ラッキー・ユー」を観た。
ポーカーの映画である。
エリック・バナ、ドリュー・バリモア、ロバート・デュバル。あとチャールズ・マーティン・スミスという懐かしい顔とか、ロバート・ダウニー・Jr.がちょい役でゲスト出演。どうも安定感漂うキャスティング。
エリック・バナとロバート・デュバルが親子で、二人ともポーカーで生計を立てるギャンブラー。
勝ったり負けたりのエリック・バナは親であるロバート・デュバルと少なからず確執があり、そんな中わりとピュアなドリュー・バリモアと良い仲になる。
で、ポーカーの大会があって、そこに親子とも出る。親子の確執やらドリュー・バリモアも「私のこと本気なのどうなの」とかいうエピソードも絡み合っていく。
そのね、基本的に燃える話なのです。ポーカー大会が映画になるんかいなと思ったもんだが、これが実に面白い。
うまーくポーカーに疎い人にも理解しやすい構成になってるのだ。ポーカー大会を解説する司会の存在で、今どういう状況なのか、誰がどうなると誰が勝つのかが、非常にわかりやすい。
そしてテンポも良く、親子の確執が綺麗に絡まる。エリック・バナの成長物語がポーカー大会に馴染む馴染む。
面白かった。
これ、実際にあったポーカー大会をモデルにしてるということは、あとからDVD特典のメイキングを観て知った。
こんな色々な逆転劇が事実としてあったというのは、それも面白い点だ。「THEわれめDEポン」も確かに燃えるしな。あれDVDにならないのか。
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