「グリフターズ/詐欺師たち」を観た。
随分前に一度観た記憶がある。でも話は全然覚えてない。アネット・ベニングが眩しかった記憶くらいしかない。
この「グリフターズ/詐欺師たち」は、有名タイトルであろう。1990年の作品。もう20年以上前の作品ということになるんだねえ。
ジョン・キューザック、アネット・ベニング、アンジェリカ・ヒューストンの三人が主演。J・T・ウォルシュとかも回想で出演。
有名なタイトルなんだろうし、なんかそこそこ良質な作品と評価されているのではなかったか。
ところが…
三人は詐欺師で、それぞれバラバラに行動するしそれぞれの思惑がある。「ファミリー・ビジネス」みたいな共同プロジェクトの話ではないのだ。てっきり「オーシャンズ11」みたいな感じかと勘違いしていたなあ。
あとハイテク感がゼロなんだね。基本的にキャッシュだし鞄に入るくらいのお金を取り合う感じ。アネット・ベニングが何を考えてるかわかりにくいんだよなあ。アンジェリカ・ヒューストンとジョン・キューザックの怪しい関係はいったい何なのだ。
などなど、色々とツッコミを入れながら観ることになっていた。なんか思ってたのと違うなあと。
でもアネット・ベニングが眩しいし、映画史では重要な一作でもあるのでしょう。
マーティン・スコセッシが製作をやっている。同年に「グッドフェローズ」である。このときのマーティン・スコセッシは結構すごかったんですねえ。
1990年(第63回)アカデミー賞
主演女優賞ノミネート(アンジェリカ・ヒューストン)
助演女優賞ノミネート(アネット・ベニング)
監督賞ノミネート(スティーヴン・フリアーズ)
脚色賞ノミネート
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