「ブルワース」を観た。
ウォーレン・ベイティの監督・主演。ハル・ベリーが出てる。ドン・チードルも。
調べてみると、ウォーレン・ベイティはこの作品のあと、ほとんど姿を消しているのですね。高齢だろうが、一時代を築いた人が何となくいなくなっていくのは寂しいもんだ。
政治家を強烈に皮肉った内容で、ある政治家が選挙活動の真っ只中で、なんかどうでもよくなっちゃってプツンと切れてしまって、好きなことを好きなように本音で喋り出す。秘書のオリバー・プラットが非常に良い味で必死に取り繕うんだが、ウォーレン・ベイティに本音が逆にうけていく。
貧困格差とか人種差別とか、そのへんも垣間見えて、その流れでハル・ベリーとも良い感じになっていくが…という話。
全体的には昔の映画って感じなのです。ウォーレン・ベイティの安定感ってやつだろうか。
ハル・ベリーも綺麗だし。
わりとテレ東で昼間やってるような映画なんだけど、そこそこ面白かった。
オリバー・プラットが良い味出してたな。
1998年(第71回)アカデミー賞
脚本賞ノミネート
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