「乙女の祈り」を観た。
ケイト・ウィンスレットとMelanie Lynskeyが主人公。1994年の作品だが、ケイト・ウィンスレットはこれが実質の映画デビューのよう。とにかく若い。しかしこの数年後に「タイタニック」なのか…
Melanie Lynskeyは「インフォーマント!」でマット・デイモンの奥さん役をやった人。随分とスリムになったのですね…この「乙女の祈り」のときは、パッツンパッツンだ。
実際にあった、少女二人による殺人事件をモチーフにしている。
Wikipedia – アン・ペリー
母親殺しは、当時センセーショナルだったのだろう。しかも釈放後に有名作家になるというのは、事実は小説より、である。
映画のほうは、まあ延々と少女二人の甘い交流を描いており、それがやや退屈に思えることも。あまり話が動かないんだねえ。母親殺しの件はあまりに唐突だし。
やはり映画的な映画と真逆になってしまっている。単にドキュメンタリ風というかね。映画を観た後にWikipediaのアン・ペリーの項を読むと、映画的なものなど吹っ飛んでしまう。
1994年(第67回)アカデミー賞
脚本賞ノミネート
乙女の祈り [DVD]
ピーター・ジャクソン
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