デッドマン・ウォーキング

デッドマン・ウォーキング

「デッドマン・ウォーキング」を観た。

実は初めて観たんです。
かったるそうで、食わず嫌い。

死刑囚の話なんかなあと予測してたが、まさに死刑囚の話なんですか。
ティム・ロビンス監督作。
ショーン・ペンとスーザン・サランドン。

死刑制度の是非と、死刑囚の改心と、ある犯罪の真実と。
そのあたりがどんどん押し寄せてくる。演出もストーリーもなかなか重厚だ。

死刑制度の是非については、観る前と観た後で、何か主張が変化するわけでもなかった。賛成の立場の意見はよくわかるんですよ。「目には目を」というやつ。だが反対の立場の根拠がよくわからないんだなあ。「人が人を裁いていいものか」とか、それは反対の理由になってるのかなあという。だから制度がいいのか悪いのか、いまだ判断できない。

あとショーン・ペンは死刑の間際になってどんどん心を開いていって、最後は遺族に向かって謝罪する。もうそこで謝罪したってどうなるもんでもないけど謝罪する。つまり改心したっていう流れだ。この映画はどうやら死刑制度反対のようだ。この、更生の可能性があるのに死刑にするってどうなの、という問いかけなんだと思った。
が、それは死ぬ間際になるからそうなるんであって、死刑制度があるからだよなあというパラドックスではないかと思うんだが、そのあたりどうなんだろう。

誤算だったのは、アカデミー賞を全部観るのをやってるのでこれを観たんだが、この作品は作品賞にノミネートされてるわけじゃないのな。主演女優賞を受賞して、主演男優賞と監督賞にノミネートだったのだ。
そうだったか…じゃあ観なくてもよかったか。

力作でした。
長かったけど。

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