みんな元気。

みんな元気

舞城王太郎「みんな元気。」を読んだ。

ちょっといまいちだった。
表題作を含む、中短編集。なのだが、表題作の「みんな元気。」がとにかく読みづらかった。

これまで舞城王太郎は楽しくすいすい読んできたんだけど、「みんな元気。」はちょっと辛かった。
意図的なんじゃないかってくらい、読みにくくしてあると思う。

それ以外の短編は、もう小粒で。面白いかもしれないけどエンジンかかってすぐ終わるって感じで読み足りない気分にさせられた。

いつの時期の作品なのだろう。…せめてそれぞれの中短編に関連性くらい欲しかった。
最近思うのは、ほんとに芸のない短編集って、惰性でリリースされるアルバムのようなもんだなあと。

どうも短編より長編に気持ちが向いていっている気がするな。

関連記事

暗闇の中で子供 舞城王太郎「暗闇の中で子供」を読んだ。 前作の「煙か土か食い物」を読んだのはいつのことだったか… 一年以上前だ。松戸に住んでたときですな。ああ、...
わたくし率イン歯ー、または世界 川上未映子「わたくし率イン歯ー、または世界」を読んだ。 奇をてらったタイトル。 この作者が「乳と卵」で芥川賞を受賞したということで、それじゃあ読...
山ん中の獅見朋成雄 舞城王太郎「山ん中の獅見朋成雄」を読んだ。 面白かった。 冒頭からわけがわからなくって、途中からますます意味不明な展開になっていって、でも面白か...
阿修羅ガール 舞城王太郎「阿修羅ガール」を読んだ。 俺は面白かったのです。(会社でそれを言うと、これのどこが面白いのか?と感性を疑われたのだが) うーん面白か...
煙か土か食い物 舞城王太郎「煙か土か食い物」を読んだ。 いや、えらく面白かった。 なんすかこれは。こういう人がいたのか。 最初からすごい文体なんだが一気に...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です