松本清張「聞かなかった場所」を読了。
これも格別に面白いわけではなかったが、すいすい読めてよかった。
主人公の妻が、主人公の出張中に突然心臓発作で死ぬ。それが知らない場所だった。「聞かなかった場所」だ。
なぜそんな知らないところで死んだのか、主人公は少しずつ調べていく。
後半は少し話がかわっていくのだが、それについて詳しく書くわけにもいかない。
感想としては、前半はわりと面白かったのだ。後半、話を結末にむけて無理矢理進めたような。
まあ角川文庫の松本清張ものは面白くないという先入観がなぜかあったので、意外だった。
聞かなかった場所 (角川文庫)
松本 清張
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