「DEBUG/ディバグ」を観た。
うーん…なんだろうなこれは…
長年、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督作に出演し続けているデヴィッド・ヒューレットが監督をつとめた作品だ。SFである。
あるでかい宇宙船にやってきた囚人ハッカーたち。船のシステムを正常に戻すために連れてこられた。しかし船内で謎の現象が次々に起こり…という話。
どういう基準なのかうまく説明できないが、話が始まるとすぐにチープ感が漂うのです。なんだろうな、あれって。どこらへんでチープ感を感じるのか不思議なんだが、あ、テレビっぽいとか、そういうことを思うわけです。
本作はそれなりにお金もかけてるんだろうなと思うのですが、どうにも仕上がりが甘いのです。謎の現象っていうか最終的には血みどろになるわけだが、もう古いっていうか…宇宙船のコンピュータの中で意識が覚醒して暴走して、そこらで単独行動してる奴がトラップぽいのにかかって血みどろになるのだ。
これ2014年ですよ。
デヴィッド・ヒューレットは役者として悪くないのだから、こういうのにお金を使わないほうがよいと思いました。
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