愛しの座敷わらし

愛しの座敷わらし

荻原浩「愛しの座敷わらし」を読んだ。

地方に左遷されたサラリーマンとその家族の話。
住まいをとってもとっても不便な古民家にして、家族は引越してくるが、そこに座敷わらしがいて。

バラバラになってた家族が、座敷わらしの出現をきっかけに絆を再確認していくような流れで、まあファンタジーっぽくもありますが、まあ、そのなんだ、あったかい話というかドラマ。

いたって普通の話だけど、こなれた感じっていうんですかね、そこそこ飽きさせないで読ませる。
暇つぶしに最適。

座敷わらしの存在が、実はそんなに重要でなかったり、不便な古民家が最初から実は魅力的だったりするところがちょっと。
もうちょいサバイバルな感じで感情移入させていただきたいところだった。

あと不思議なことに、読んでる最中から「Mr. インクレディブル」の家族とイメージが近くって困った。
どうしても「Mr. インクレディブル」の家族が古民家に住んでるようにしか、想像できなかった。黒木瞳の声だったり。

とてもドラマ原作っぽい。
もう映像化されてるんですかね。

 

関連記事

オロロ畑でつかまえて 荻原浩「オロロ畑でつかまえて」を読んだ。 また荻原浩。なんか最近この人ばっかりだな。 なんでって、いや別に特別に面白いというわけでもないんだが、...
さよなら、そしてこんにちは 荻原浩「さよなら、そしてこんにちは」を読んだ。 短編集。 いろんな職業の人間模様。 つまらなくはないけど、突出して面白いのもない。 ...
誘拐ラプソディー 荻原浩「誘拐ラプソディー」を読んだ。 まあまあ面白かった…かな?荻原浩テイスト。 これはこれで面白いけど、もっと面白かった荻原浩作品はあった、と...
メリーゴーランド 荻原浩「メリーゴーランド」を読んだ。 なんだかんだ言って荻原浩を読みまくっているな。 不思議だが…なんだろう。正直、傑作ぞろいだとは思わないけれ...
神様からひと言 荻原浩「神様からひと言」を読んだ。 以前に読んだ作品で「この人はもういいかなあ」と思っていたんだけど、書店でずいぶんイチオシという感じで平積みにな...
あの日にドライブ 荻原浩「あの日にドライブ」を読んだ。 薄くて軽い。あっという間に読めた。 会社をドロップした人がやむなくタクシー運転手になるが、プライドが邪魔し...