16歳の合衆国

「16歳の合衆国」を観た。

The United States of Leland

2003年の作品。ケビン・スペイシーが製作兼出演。
キャストはかなり良い。ライアン・ゴズリング、ドン・チードル、レナ・オリン、ミシェル・ウィリアムズ、Jena Malone、Chris Klein、それとシェリリン・フェンが出てきてびっくり。

ライアン・ゴズリングが彼女の弟を刺殺して収監される。でも理由を語らない。ドン・チードルはこれを本にしようと思い接触を繰り返す。

とにかくライアン・ゴズリングの雰囲気たっぷりな演技が、ほかの役者陣を飲み込んでしまっている映画だ。達者なのと素なのが紙一重ではあると思うが、ボケーッと座ってるだけでそれなりに絵になるライアン・ゴズリングは不思議な存在だ。ミシェル・ウィリアムズと数年後に「ブルーバレンタイン」で再共演しており、それまでにお互いにアカデミーノミネートされているというのも想像だにしないところ。

ただ、脚本が… なんか意図的にわかりにくくしようとしてるんじゃないかとさえ思えるような、ゴツゴツした荒っぽい展開。いったい誰がどう思ったから次のこの行動になってるのか、というところが綺麗に流れていないせいか、そもそも人間関係からしてわかりにくいのだ。誰の親が誰なんだ?とか。

キャストはかなり良いんだが、じゃっかん突き放したような展開が続き、最後はあっけない幕引きでそこに余韻が足りない感じではあった。シェリリン・フェンが枯れた感じで出てきてびっくりなので、そのへんは見どころかも。

 
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