「ラビリンス 抜け出せないふたり」を観た。
スタンリー・トゥッチとアリス・イヴの2人だけしか出てこない作品。83分で非常に短いにも関わらず、「えらく長く感じる」話だ。2人だけでリアルタイムに進む。
ある朝、アリス・イヴのもとを弁護士スタンリー・トゥッチが訪ねてきて。愛人関係にあった二人だが男が家を捨ててきたという。戸惑う女。言い合いをはじめる2人。
いやーこれはダメでしょう。ぜんぜん面白くなかった。これ映画なのか?
ずっとダラダラ話しているのだ。男が未練たらたらで、女の態度がはっきりせず、男はお前いい加減あきらめろよというところまで来ているのに踏ん張ってて、おいおいここからどう話が広がるのよと思ってたら暴挙に出て、それで最後…
まじかよ!という最後。あれどうなんだ。
これはホントに駄目な作品だ。監督脚本のニール・ラビュートは、あの迷作「ウィッカーマン」の監督脚本なのだ。さもありなんというところでしょう。
これは観てはいけません。これを観るくらいならスタンリー・トゥッチの素晴らしい演技を「ラブリーボーン」で確かめましょう。
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